グループポリシー策定

2025.06.18
グループポリシー策定

世界情勢の変化とともに、企業を取り巻くリスクはますます巨大化・複雑化しています。加えて、国内外でのコンプライアンス事案が相次ぎ、企業の信頼や事業継続が揺らぐ場面も少なくありません。
こうした状況下、まず取り組むべきは、リスクや行動に関する「共通の言語」としてのグループポリシーの整備です。これは、単なるルールではなく、企業グループにおける共通会話基盤として、全拠点の一貫したリスク認識と意思決定を支える役割を果たします。
AsiaWise会計事務所は、実効性のあるポリシー設計とその浸透施策を通じて、グローバルガバナンスの基盤づくりをご支援します。

こんなお悩みありませんか?

  • 海外子会社ごとにルールや判断基準がバラバラで、統一感がない
  • グループ全体で適用される共通ポリシーが存在せず、意思決定が属人化している
  • コンプライアンスや不正リスクに関するポリシーが整備されていても、実際に現場で機能していない
  • 統制のためのルールが多すぎて、かえってグループ全体の柔軟性を損なっている

AsiaWise会計事務所のサービスの特徴

現場経験に基づいた実践的設計

会計監査・内部監査・国際税務・不正調査・贈収賄・品質管理など、幅広いリスク領域に精通した専門家が設計をリードします。

共通会話基盤としての構造化

国・部門・文化の違いを超え、グループ内で対話・判断・実行が可能となる「共通の言語」として機能する設計を行います。

導入・浸透まで一貫支援

制度設計だけでなく、社内展開のストーリー設計、説明資料の作成、トレーニング体制の支援など、運用フェーズまで対応します。

サービス内容

  1. 現状のガバナンス体制・既存規程の把握とギャップ分析
  2. あるべきポリシー体系の設計と策定支援
  3. 各拠点・部門のリスク実態を踏まえた施策提案
  4. グループ全体への展開・浸透支援(翻訳・資料作成・研修等)
  5. 策定後の運用・モニタリング体制の構築支援

よくある質問

Q. グループポリシーを策定する上で、最も重要な視点は何ですか?

企業グループにおける共通意識の出発点は、経営理念や行動規範です。ポリシーはそれらと整合していることで、現場の納得感と実行力を伴うものになります。また、既存施策との重複や過剰な統制を避け、現場で実際に運用できる内容であることも不可欠です。

Q. 海外拠点や既存規程との整合性はどう考慮されますか?

現地の法制度や文化的背景を尊重しつつ、グループ全体としての一貫性を持たせる設計が可能です。すでにある規程類とも整合を取りながら、「何を共通ルールとし、どこに柔軟性を持たせるか」を明確にすることで、形骸化しないポリシーとなります。

Q. 不正・不祥事の対策や策定後の展開もサポートしてもらえますか?

はい。不正の発生パターンは企業ごとに異なるため、現状把握でリスク実態を掴んだうえで、財務報告、贈収賄、利益相反、内部通報などのテーマ別ルールを設計することもあります。また、翻訳、展開資料、研修設計など、策定後の浸透と運用まで一貫して支援します。