【寄稿】①中国・インドへの人材派遣に伴う税務論点(日系企業が直面する国際的な人材活用とその実践的課題)

国際税務
2025.07.02
【寄稿】①中国・インドへの人材派遣に伴う税務論点(日系企業が直面する国際的な人材活用とその実践的課題)
担当者
高野一弘

AsiaWise会計事務所の高野一弘(税理士)が、月刊『国際税務』(2024年10月号)に寄稿したコラム「中国・インドへの人材派遣と税務課題」(連載第1回)が公開されました。 本稿では、日系企業が中国・インドへ人材を派遣する際に直面する税務課題について、実務視点で解説しています。日本から中国・インドの現地法人への人材派遣に伴う二重課税、PE課税、現地雇用契約、役務提供対価、立替給与精算など、実務で直面する具体的論点を事例を交えて紹介しています。

特に注目したいポイント

とくに以下の点に関心のある企業様には、ぜひご一読いただきたい内容です:

  • 中国・インドでの個人所得税課税(居住者・非居住者認定)と二重課税問題
  • 長期出張や出向時のPE課税リスクとその回避策・日本払い給与の立替精算に伴う課税・実務対応
  • サービス提供対価の移転価格税制・租税条約対応
  • 現地での出向契約・雇用関係の実務上の留意点

海外子会社や現地法人への人材派遣を検討中の企業様にとって、現地でのトラブル防止や実効性あるリスク対応のヒントが詰まった内容です。

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担当者情報
代表税理士 高野一弘

高野一弘

AsiaWise会計事務所 代表税理士

ASG監査法人(現・太陽有限責任監査法人)、PwC税理士法人、株式会社LIXIL(税務部門責任者)において、多様な税務・財務課題への対応に関する豊富な実務経験を積んできました。
特に、事業戦略と整合した税務ストラクチャーの構築、クロスボーダー取引に伴う税務リスクの評価および低減施策の実践、税務調査対応において高い専門性を有しています。
企業の実態を踏まえた、実効性の高い国際税務ソリューションの提供を強みとしています。