AsiaWise会計事務所の山﨑耕平(公認会計士・税理士)が、『月刊監査役』(2026年4月号)に寄稿したコラム「海外拠点ガバナンスの実効性に資する監査役監査を再考する」が公開されました。
筆者は各種の業務を通じて、外部監査人、監査役、内部監査人、経理や法務等のグループ管理部門といった複数の立場から海外拠点ガバナンスに関与してきました。
その過程で見出されたのは、海外拠点ガバナンスを担う各機能の間で、リスク認識と対応に「重複と空白」が併存するという構造的課題です。こうした課題は、不正・不祥事の発生、あるいはその潜在化を招く一因となっています。
本稿では、海外拠点ガバナンスの実効性を高めるための具体的アプローチとして、グループポリシーの階層的設計、三様監査の連携、財務情報の透明性確保といった実務上の要点を解説するとともに、不適切事例の背景も踏まえながら、監査役をはじめとするガバナンス関係者に真に求められる視点を考察しています。
海外拠点を有する企業の監査役ならびにガバナンス担当の皆様にとって、実践的な示唆となれば幸いです。ぜひご一読ください。